Fantasy Time

今年は週末に雨降りが何故か多くて何でしたけど。
天気の良い日にも関わらず、外に出ること無く1日寝床で本でも読んですごすなんて贅沢もたまにはいいですね。
ふと気づいたら夕方で、「あ、洗濯するの忘れてた」とか…。


◆Episode

Episode001
いつもながら、明るめの色を多く使うことがあるので、
彩色の際にはよく黒のBGを敷いて作業を行います。
白いところに塗って行くよりもこちらの方が色が見やすいし、
何故か気分的にもはかどるんですよね。
関係無いけど、左の携帯電話はauの”talby”のつもり…。
Episode002
この画に至るまで今回はかなりの枚数の下書きを描いております。
しかしながどれもこれも、描けば描く程筆が迷うばかりで。作業が先に進みませんでした。
描けなくなってしまうわけではないのですが、無理に描き進めてみてもこういう場合
大概途中で辞めてしまうんですよね。
Episode003
そういう時は描くのを辞めて何時間でも考えて、
頭の中で線1本に至まで決め抜いてからでないと作業はしません。
頭の中で線の1本1本まで決めてしまえば、 曖昧な下書きする必要がなくなりますので、
いきなり本書きに入れちゃうわけです。
しかし、よくみると線が緊張のあまり少々ぷるぷるしているようですね 。

▼こぼれ話

下絵なしでいきなり本線を描くことを僕らの古い仲間ウチでは”一発描き”と呼んでおります。これができると別段エラいということも無いんですが、頭の中を徹底的に整理してからでないと描けない方法なので、迷ったときにはそういう荒療治(?)もアリかもしれませんね。