スキャン レポート : /Users/XXXX/*
ファイル
分析: ……………… 13214
正常: ……………… 12839
未検査: ……………. 371
感染: ……………… 3
注意: 1
————————
いつものように立ち上げたMac(G4-Cube)に出された、何気ないテキストに一瞬、凍りつきましてですね。
「感染: ……………… 3」
って、おいおい!ウィルス感染かよ!
自分で言うのもなんですが、ことコンピュータ・ウィルスに関しましては、人一倍注意を払っているつもりでして、
今までに何人もの友人・知人のウィルス感染マシン(Windowsばっかりだけど)を救って来た意地と言いますか、自負があったわけですよ。
思えば1998年(自宅にインターネットを導入した時)以来、全ての端末にウィルスチェックソフトをいち早く(?)導入(当時結構高かったんだよ) して、毎起動時のチェックも欠かしたこと無いし、定期的に行う点検/リフレッシュなども常日頃の用心あってこそと思って半年ごとにかかさずやってきた。
その甲斐あって、常に水際でその侵入を食い止めて来たというのに、それどころか、やってきたウィルスをFDにコピーしてコレクションをしたりして、一人こっそり楽しんでいたというのにぃ。
なんたる不覚。
6年目にして、「感染」などという事態に陥ろうとは…。
かくなるうえは、腹を切ってお詫び申す。
死なせてくだされぇ、死なせて下されぇー。このまま生き恥をさらして生きながらえてなんになろう。
ぷっちゅぅぅ…。
「いやぁ、毒蛇って買ってみると、案外かわいいもんだよ」
「こう見えても、僕の愛情が分かるんだろうね。はは…」
なんて、馬鹿なことほざいている、毒蛇マニアが見事に飼い蛇に噛まれて、毒注入されたときって、きっとこんな気持ちなんだろうなぁ。
なんか、むかつきますね。
まぁ事実は事実で真摯に受け止めてですね、夜中ではありますが、家中の端末の総チェックが始まります。
夜中の0時過ぎに家中の全ての端末(7台)を同時に立ち上げたら、結構スゴい音でビックリです。
全てのマシンにはあらかじめウィルス対策用ソフトは入っておりますので、一気に検査開始です。徹底的にローカルディスク全てをチェックの対象にしましたので、そりゃもう時間掛かってしかたありません。でも、しかたありません。
結局のところ、最初に発見されたCube以外からは検出されず、事なきを得たのですが。
そもそもどこから侵入して来たものなのか?
気になりますね。
まさか、FDコレクションから…。
んなわけないね。Cubeには
FDありませんからぁ!

んで、肝心のウィルスの正体ですが、調べてみると
「Exploit-ByteVerify」
なんのことはない、Windows向けのウィルスじゃないですか。しかも去年のだし。まぁウィルスには違いないですがね。
「Microsoft VM」の脆弱性を利用して悪さをする奴です。むしろ憎いのは、ウィルスよりも
「マイクロ○フト」
ですよね。
世界中のウィルスより多くの脆弱性を抱えたOSなんてホントに迷惑千万です。
当方はたまたまMacユーザーでしたから問題なかったですけれど、もしも曲がり間違ってWindowsとか使ってたら、もう半べそ状態じゃないですか!まったく。
まぁ家にもWindowsマシンありますけど、そちらからは検出されませんでした。よかった。
おかげで寝るのがものすごく遅くなりました。
ああ、腹が立つ。ああ、眠い。
でも、そーいや、Windowsのウィルスってよく見かけるけど、Macのウィルスって一度もお目にかかった事無いなぁ
————————
スキャン レポート : /Users/XXXX/*
ファイル
分析: ……………… 13504
正常: ……………… 13131
未検査: ……………. 371
感染: ……………… 0
注意: 1
————————
撤去終了。
はい、おつかれさん。
▼ よくある質問珍問:Q&A
- [Q1]
- メールにぺとっと添付されているものがあっても「感染」ってなるんじゃなかったっけ。実際は感染してなくても(未確認情報です)
- [A1]
- 「感染」という表現には多少語弊があるかもしれませんね。実際には、このウィルスは実行できる環境になかった為なにも害はおよぼしておりません。
Users/ユーザ名/Library/Caches/Java Applets/cache/javapl/v1.0/file/
の中に”Dummy某”の名前で複数のファイルとして、ただそこに存在していただけのようです。
だから正しくは、「侵入(珍入)」とすべきでしょうかね?
(2004/11/10)