今回の獲物は
「Nikon R10 Super」
泣く子も黙る、国産Supre8の最高峰の1つ!
8/1の日記
で「次は「Nikon R10」が欲しいな…。」
なーんて書いていたら、手に入りました。
Canonの518SVもそうだけど、どうもMixiの日記に”欲しい“と書くと手に入るらしいです。
縁起がいいですな。
学生時代に一度、大学所有のR10をロケに行くときに使用したことのあるこのカメラですが、技術センターに何度も頼み込んでようやく2台出してくれたという当時大学でも貴重な存在でした。
それだけ大切に扱われるだけあって、その描画力はピカ一でしたよ。8mmでもニッコールレンズはその実力をどどんと見せつけちゃってくれました。

映写機からの再撮影にも関わらずここまで写る画が出てくるというのは単にコダックのフィルムがいいというだけの話ではないはず。
この写真ではなんとも言えないけれども、FujicaのZC-1000(標準レンズの場合)でも及ばない実力は素人目にも明らかだっつーの。
それももう10年近く前の話にはなりますがね。
その時からいつかこのカメラを手に入れたいと(うっすらと)思っておりました。しかしながら中古価格は10万円にもなる
この高級カメラはおいそれと手が出せませんでした。
(その間に30万くらいするMacを数台買ったり、車買ったりしてますが、それはまた別のお・は・な・し…。)
なにせ、この長年の憧れだった「Nikon R10 Super」をこの度、なんとお買い得価格の
2,600円での大特価!!
そう!この激安価格。
もちろん。
ぶっ壊れ品でーす。
(この事に関しての他人の意見、助言は一切聞き入れません)
壊れているからこそ意義のあるこの「故障日記」。壊れていないものなど買っても意味が無い。
そして、今回の故障箇所を聞けば、大概の人は、こう思うであろうことは想像に難くないはず。

直せるのか、自分!
よしんば直せたとして、あの時感動したあの画質が再現できまで完治するものなのか?
レンズだぞ、もげてるのは!肝心なレンズもげててなんとかなるのか?なんとか言え、
自分!!
心の葛藤が頭の中をこだまします。
周囲からはこんな意見もちらほら
「あんた、そんなことしている場合じゃないんじゃないの?」
個人的に一大行事を1週間後に控えつつ、もはや頭の中はR10のことでいっぱいいっぱいというこの状況。
これは、試練だ。
神が与えたもうた試練なのだ。

数々の逆境を乗り越え、このカメラを見事修理した暁には、きっとステキな未来が…。
「イーストマン エクタクローム カラーリバーサル フィルム」製造中止のご案内
…。
それは切ないよコダックさん。
冷蔵庫のエクタの在庫はたった2つ。
このR10でSuper8のフィルムが回る日はくるのだろうか?
▼ よくある質問珍問:Q&A
- [Q1]
- フィルムの製造販売中止になるんだねー。
それにしましても、ホントに趣味が生活を圧迫しているね。
読む分には面白いですが、舞台裏を思うと、レンズもげと相乗して
やれやれ様と(笑)と思ったりもいたします。 - [A1]
- 製造中止になるのは「エクタクロームVNF7240」だけです。
「コダクローム40」「プラス-X」「トライ-X」は引き続き製造されていますので、まだまだSuper8は現役ですよ。
(※「コダクローム40」は2005/5/6で製造が終了しております)
(2004/11/20)