8mm続いてますが、ここいらでカメラ以外のモノも一つ仕入れてまして。
最近雨の日が続いて、それも半端じゃないくらい降ってますので、みなさんいかがお過ごしですか?
それはさておき、カメラ以外の8mmアイテム。
小型映画ってどんなに手軽とは言ってはみても、やっぱり映画ですから、カメラだけじゃ成り立ちませんよね(たまに成り立つ人もいたけど)。
撮影→現像→編集→映写
ってものすごく大雑把に書くとこの4工程が必要なんですね。
「撮影」
には言わずと知れたカメラを用います(用いない人もたまにいますけど)。
「現像」
は基本的に現像所とかラボとかに出しますね(たまに自分でやる人もいるけど)。
「編集」
というのはフィルムの場合、必要なカットと不必要なカットを切り離して必要な部分を繋ぎ合わせる「カット編集」というのが基本になります(通常国内の8mmにはネガ編集ってないからリバーサルのフィルムを直接裁断しちゃうんですよ)。
「映写」
映写機に掛けて上映するってことですね(たまに映写機使わない人もいるけど)。
んで今回はこの工程でいうところの「編集」に当たる部分に使用される
「ビューワ」です。
Fujicaの”E55″とかいうバカでかいのも持っているんですが、なんかデカイので、小さいのがいいなぁと思いたったら、やってきました。(最近、欲しいと思ってから入手までのスパンが極端に短くなって来たな)
ちいさいけれど、重量級 “Minette ViewerEditer S-1” これ小さいのとっても国産なんですが総ダイキャスト製らしくものすごい重厚感。

ただ小さいので400ftのリールが入りません。
うーん個人的には編集用の巻きには400ftを使用しているので、ちょっと残念。まぁラッシュ観るときは50ftなので200ftくらいのリールを別途用意すれば事足りるんですけどね。
出来上がった作品だって大体100ftそこそこですから。 ランプもそこそこ明るいので結構快適に使えてます。
試しになんかフィルムでもかけて様子を見てみようと、物置をゴソゴソとしていたら、出るわ出るわ、この怪しいサングラスの男と、ヘンな付け髭のおっさんは誰だ?

リール側面になんかマジックで書いてある。
「カルロスのお部屋? ラリー花火 レゲエの死体」
なんじゃそりゃ? カルロスって誰だ?
ラリー花火?
レゲエ?しかも死体?? 全然わっかんない。
最後まで観てみると、ソファーに腰掛けた浴衣の付け髭おっさんとサングラスに拳銃(?)を持った男とのなにかやり取りの場面らしい。
これがNGなのかもわからない様なシュール(?)な演技が続く。
果たしてレゲエの死体はどこに??
ウチの物置は異次元空間にでも繋がっているのかしら?
一体誰のフィルムだ??

せっかくなのでヒゲのおっさんの拡大も…。
(2004/10/6)